和食deお・も・て・な・し 其の弐
こんにちは、竜川ガコイシテルです。
もとい、nakamura5000です。
新年、平成26年初投稿です、今年も宜しくお願い致します!
さて、まずは前回の利久焼きのアンサーからです☆
始めに「利久」とは、胡麻を使った料理に使われる名称です。
その名の通り、茶人「千利休」がよく料理に胡麻を使った事から
この名が付いたと言われ、休の字を忌み慎んで久の字をあてたと
言われています。
前回写真の利久焼きは「玉味噌+練り胡麻」を練り上げ
「胡麻味噌」を作り、魚と焼き上げたものになります☆
他には、利久揚げ、利久煮、利久仕立て、などの献立名がありますが
あくまで、名称であって(基本的な調理法(代表的なもの)はあります)
料理人によって仕立て方が違ったりします、☆料理は無限大☆ です。
利久と献立にあったら、胡麻を使うんだな、位に思ってもらって
その胡麻をどうするかは料理人次第といったところでしょうか☆
↑↑↑画像は、「栗甘露煮の南京金団和え」です。
まるで、呪文かパスワードの様な響きさえありますが、
「甘くツヤが出るように煮た栗を裏ごしたカボチャの蜜煮で和えたもの」
と献立にはナカナカ書けないですよね☆
(金団→キントンにもいくつかの解釈があります)
実は、和食の献立にも、諸外国の読めないメニュー表の様に
献立の名の意味が解らないものがあったりしないでしょうか?
→→→次回(其の参)では、その辺りに迫ってみたいと思います☆
お粗末さまでした。
・・・其の弐 -EXTRA- もどうぞ・・・